ドラマ『風間公親ー教場0』の2話、タイトルは【ブロンズの墓穴】
風間が一度逃げ出したものは、また逃げ出すと言ったことが何のことか、最初はわかりませんでした。
瓜原が、小学生の時に学校に行けなくなり、親がフリースクールに入れたことだとドラマを見ていて気付きました。
わが子が、いじめられて、担任や校長などの対応がひどすぎたら、殺意が沸いてしまう瞬間は、否定できないと思いました。
瓜原(赤楚衛二)が坊主にすると!
風間に渡された転属願を、上司に提出した瓜原。
上司たちに仕方ない、交番勤務に戻れと言われて、戻る気ですみませんと言った。
でも別の上司が、風間が「一度逃げたものは、繰り返す。」と言っていたのを聞き、急いで指導室に戻る瓜原。
途中、谷本と尾山(結木滉星さん)に、風間のことで話しかけられると、俺は二度と逃げませんからとすごい勢いだったのが印象的でした。
部屋に付くと、風間は外出中と事務員の伊上幸葉(堀田真由さん)に言われ、転属願のことを聞かれ、その紙を破いて捨てた。
坊主にするって言い出したよ。
予想通り、伊上が、風間はこういうの嫌いだと。
犯人が出した謎じゃなく、風間が出した謎を解くとアドバイスしていたのが不思議なこと言うなぁと感じました。
教室に押しかける佐柄研人の母・美幸!ひどすぎる担任
いじめにあい不登校になっている息子・研人(川原瑛都くん)の学校に、仕事帰りの作業着のまま佐柄美幸(宮澤エマさん)が行った。
教室では補習中で、数人の生徒と担任の諸田伸枝(山田キヌヲさん)がいた。
担任の諸田は、佐柄を見ようともせずに話があるならアポを取ってくださいと、作業しながら言う。
美幸は、アポをとっても会おうとしてくれないのは先生じゃないですかと、怒りを抑えながらも怒りがにじみ出ていました。
いじめがあったはずなんです。
本当のことを話してくださいと頭を下げる美幸に、冷たく、そんな証拠はないんですと担任の諸田。
研人がいじめられている。先生が見て見ぬ振りしたと言っていると美幸は訴える。
研人が不登校になったのは、親御さんの教育が悪いからじゃないですかと諸田。
現実に、ここまで親に言う教師はいないよねと思いながら見ていたけど、もしもこれに近いことを言う教師がいたら恐怖だわと思いました。
美幸が言ったように、先生が言う言葉じゃない!
そう言われても、諸田は、学校に来る時の身だしなみには注意してください。
ここは工事現場じゃないんですからと、嫌みまで言って教室に戻って行った。
美幸は研人の担任の諸田を撲殺!まだ生きていた
美幸が帰宅すると、ご飯を食べた様子のお皿がシンクに。
毎日帰宅すると、それを見て確認してるようです。
研人の部屋をノックする美幸。
話しかけると、学校の勉強をしていたと言った研人は、えらいなぁと思いました。
きっと勉強はできる子なんだな。
だから、学校には行きたいんだろうなというのが伝わってきました。
美幸はその夜、諸田を尾行して背後から頭部を撲殺しました。
遺体を車のトランクに入れて、アリバイ作りのためにゴルフ練習場に。
車内にいるときに、知り合いに声をかけられてなぜあんなにびっくりしていたのかと思ったら、諸田はまだその時生きていて動く音がしたから。
美幸は、諸田のことを確認できずに、知り合いに話しかけられすぐに一緒に練習場の中に。
それが終わると、学校の校庭のブロンズ像のそばに諸田の遺体を置いた。
風間が瓜原に襲い掛かる!足跡のヒントだった
翌日、瓜原が到着した時には、風間はもう事件現場に来ていた。
瓜原のネクタイをつかみ、なぜ戻ってきた、不愉快だと襲い掛かっていたのには怖すぎて引いた。(笑)
後から、美幸がつけた偽証の諸田ともみあった足跡のヒントだったことがわかった時、なんであんな早い時点でわかったんだろうと不思議でした。
現場の足跡も取っておけとも言っていたし。
瓜原は、さっそく佐柄美幸を職場に尋ねていた。風間が隠れるように着いてきていた。
美幸はアリバイを聞かれても堂々としていた。
保護者全員に聞いていますと瓜原が言ったときなんか、一日で保護者全員は無理でしょ。
私に目を付けたんじゃないですかと。
質問に答えてばかりの瓜原に、事情聴取のしかたを教える風間。
美幸は、どうぞ私を疑ってくださいと余裕。
風間が美幸に、難しいですか溶接ってと言って瓜原と帰って行った。
瓜原のいじめの経験とフリースクールに通った理由を聞いた風間!
風間の前で、美幸のアリバイを話し、死亡時刻に学校にいるのは不可能だと瓜原は言った。
風間は、彼女は教師を殺したのか殺していないのかと確認してきます。
そして、アリバイがあるという瓜原に、アリバイなど作ろうと思えば作れると。
子どもがいじめられたからと言って、殺しまでする親はいないと思うという瓜原に、どうしてそう思うかと風間は聞いた。
瓜原は、風間の執拗な追及に、過去に自分もいじめにあい不登校になったこと。
その時に、母親が何もしてくれなくてフリースクールで2年間を過ごしたことを話します。
どうしてフリースクールに入れたと風間に聞かれ、面倒くさかったからでしょうと言った。
風間は、お母さんがそういったのかというと、別に聞いてませんと瓜原は言いました。
瓜原の母も、担任を殺したいと思っていた!
瓜原が、胃痛で病院に行くと、母親(斉藤由貴さん)が医者だった。
風間の言葉で昔のことが気になったのか、どうしてフリースクールに入れたのかと母親に聞いた。
「逃げることも大切だと思ったから。」と母は即答。
逃げたのは母さんだろうと言うと、なんだよそれ。
それを確認したかっただけと言って、帰ろうとしました。
母は止めて、触診し終えると、ねえ覚えてると、担任を殺してやりたいと思っていた当時、やけどした痕を見せました。
額の傷の原因!デッドラインは明後日まで
美幸は家に帰ると、研人に新しい先生が決まったことと、お披露目もかねて明後日、授業参観があるから行ってみようかなと言いました。
研人の無表情を見て、美幸はがっかりしているように見えました。
その直後、研人の部屋のドアが開き、研人は上履きを用意し出しました。
それを見て、涙を流す美幸。
指導室では、瓜原が犯人は美幸だと風間に言いました。
でも遺体の額に、傷が出来ていたことの原因が証明できないと。
また出してきたよ風間。転属届。
君のデッドラインは、明後日の授業参観までだと言われる瓜原。
瓜原のトラウマを解消した風間!刑事になる覚悟が出来た瓜原
授業参観日に、手を挙げて答える研人を見て、涙を流す美幸。気持ちわかるわぁ。
私もジーンときてしまいました。
その直後、窓の外を見た美幸の目に、風間が…。
美幸の表情が変わっただけでなく、私もほっこりした気持ちが恐怖に近い気持ちになりました。
授業が終わると、美幸を校庭に呼び出し足跡は偽造されたものだと瓜原は言った。
凶器として使った、ブロンズ像の本の部分を殺害後、溶接した美幸。
美幸の車の中を調べても、何も出てこなかった。
そこで風間は瓜原に、被害者のすべての可能性を考えてみろとアドバイス。
車の中で、息を吹き返したと、よくすぐに考え付いたなと感心しました。
もう一度調べると、人の皮膚の油が発見される。
美幸は、教室の窓から校庭を見ていた研人を見つめた。
そして、あの子を一人にさせるんですか。あの子がかわいそうだと思いませんかと言った。
事情を知らずに、母親に手を振る研人。
涙を流しながら笑顔で、手を振り返す美幸。
この記事のアイキャッチ画像は、番組公式ホームページからお借りしています。