パチンコ・スロットで負けが続いたり、前日大勝ちすると今日は勝てない気がする。
パチンコやっても今日、勝てる気がしないけど…などと夫にも言ったことがありました。
じゃあ行かなけれないいじゃんと普通の返事が返ってくるのですが、自分でもそうなんだよなぁと思うんです。
でも行かずにはいられませんでした。
パチンコ楽しいはずが、不安ばかりだった!ストレス解消がストレス増大!
今日はあの台打って、大勝ちするぞ。いくら勝てるかなと楽しみに行く人が多いはずのパチンコ店。
これも依存症だからなのか、勝てる気がしない日でもパチンコ店に行ってしまうことをやめられませんでした。
そのときは、依存症だからとは考えも浮かばず、勝てないかもと思いながらも勝ちたい気持ちは強くて、当たりを引いて連ちゃんしたときの快感をまた味わいたいそう思っていました。
当たりを引いた瞬間に思うことは、嬉しいのと同時に単発か確変かと心配になる。
確変を引いても、回数制限がある仕様に代わってからは次の当たりが100~200回だとしたらそれまで、不安のほうが大きいドキドキ。
よく考えたら不安ばかりだったのに、連ちゃんして大勝したときのあの快感を、どうしてもまた味わいたいとそのことばかり考えていた。
買って気持ちを晴らしたい。
会社の人や友達に言われた嫌なことを忘れたいと思って、パチンコ・スロットで楽しむはずが、パチンコすること自体が不安なことばかりだったんだと気づけなかったんだなぁ。
逃げるように、運でしかどうにもならないパチンコにはまってすがっていたと思います。
自分ではどうにもできない気持ちを、他人に期待してもっとストレスになった経験でパチンコ店に吸い込まれていく。
一人で打つんだから誰にも迷惑かけないし、約束の時間を合わせたり相手の行きたいところを優先する。
そんな面倒なことしなくてもパチンコ店は、毎日開店していて、家から歩いていけるし会社帰りや用事で出かけてもどこにでもある。
自分一人だから好きに打てる。
なんて思って行っていたけど、楽しむ、気晴らし、遊び。
私はそうできないときもたくさんあったんだなと気づきました。
自分の思うようにはいかず、一万円は当たり前、二万三万止められなくてもっとお金を使う。
ストレス解消どころか、四万も五万も…出して不安になったり、まったく当たりが引けないことも多かったです。
余計にストレスになって、そのはけ口はまたパチンコをやるの悪循環でした。
専業主婦になっても子供が産まれてもパチンコがやめられない!
お金も、生活費にまで手を出したなんて数えきれないくらい。
借金もして、仕事を辞めて専業主婦になってもやめられなかった。
子供が産まれたから、専業主婦でいるいい理由は出来た。
でもその頃もまだ消費者金融から借金があって毎月支払いしていました。
育児のストレスでメンタルもやられ、もっとパチンコに依存して行ったと思います。
子供は、私と離れても平気な子なのもあり、夫と児童相談所の職員に相談して、一時保育によく預けていた。
夫は子供が、一歳の頃から自我が強くて出かけると永遠に帰れないんじゃないかっていうほど自分の行きたいところは一度行くとすべて覚えていて、走りっぱなしなのもよく知っていて育児にも協力的。
だからこそ私の大変さや、参っているのが分かったようで夫からお金は気にしなくていいから毎日一時保育に預けなと言われました。
少しうしろめたさはあったけど、一時保育は赤ちゃんもいることが多いので息子は適度に放っておいてもらえて、家にはないおもちゃがたくさんあって嬉しそうだったのが救いと、母としては複雑な気持ちもありましたが…。
いつも私を見ることもなく、園の教室のおもちゃに向かって小走りの息子。
一時保育の先生たちも、たばこのにおいを服につけて迎えに行っていたからパチンコ店に行っていたのはわかっていただろうなぁ。
もちろん何も言われなかったけど、私はよく気になってしまっていました。
だったらパチンコ行かなきゃいいのに。それでもやめることができなかったんです。