借金が夫婦ともにあって、9年間住んだ部屋を立ち退かなきゃならなくなったり。
病気のために、高額な治療をしたこともありました。
借金が減っていなくても仕事を辞め、何とかなると思ってパチンコ・スロットはやめませんでした。
やめられませんでした。
何とかなっていなかったことが、まったくわかっていなかったのがパチンコ依存症の頭の中です。
家賃滞納を返済できたのは、運が良かっただけ!
25年ほどパチンコから始まり、スロットも打つようになり、最後の数年はほぼパチンコを打ち、子供が生まれてもやめられなかった。
スロットを先にやめられたことになるのですが、かといってギャンブルにつぎ込む金額が減るわけではありませんでした。
まだ一人暮らしの頃に、一度家賃を二か月滞納したときは、よく返せたなぁと思います。
すぐには無理なので少し待ってくださいと、大家さんにお願いしたのは覚えています。
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そのときも嘘をついて、夜に週三くらいでアルバイトはしていたけど、仕事をクビになっちゃったんですと言い訳したら少し心配してくれたのも思い出します。
どうやって家賃二ヶ月を工面したか、よく覚えていないんです。
それでもパチンコは続けていて、回数は減らしていた記憶はあります。
そのパチンコで家賃滞納、全額払えるほど勝っていたら、私の性格上必ず覚えています。
一括で滞納金を払ったような気がするのですが、数回に分けたのかも。
支払うときにパチンコの調子が良くて本当よかったと思ったことは覚えています。
なので、その時期は勝ち越していた時期だったのはわかります。
パチンコのために仕事してたようなもの!
その頃は、まだ消費者金融から借金はしていませんでした。
夫と付き合う少し前くらいかな?消費者金融三社から一気に借金したのは…。
夫と付き合うようになり、一年後きちんと部屋を借りて同棲したときに一年フルタイムで仕事をしました。
そこを辞める時にはパチンコが調子がいい時期で、消費者金融のお金を返し終わりました。
といっても、返し終わったといえるのかなというくらいすぐにまた借金しだします。
パチンコ・スロットに使うため…。
パチンコのために派遣の仕事!
その頃は、派遣の仕事が流行っていたんです。
最初のころは何のスキルがない私でも、デスクワークで時給1600円もらえる仕事がありました。
長期となると採用は難しいので、主に期間が決まった単発や二、三ヶ月の仕事を不定期にして何とかパチンコの軍資金を工面。
派遣会社以外でもイベントの仕事を探して、子供たちの夏休みの期間の仕事。
登録制の野球場での仕事…さまざましました。
私にとって仕事は、ほとんどの期間、パチンコ・スロットをするためのものだったんだと、感じます。
そのうち派遣の仕事も減り、時給もガクンと落ちたことで借金が増えていき取り返そうと傷が深くなる。
後五千円だけと、消費者金融のATMでお金を引き出そうとしたら、一万円単位でしか引き出せないんだと。
この時点で、お金を引き出すという考えでずっと借金していたことにもマヒしていたんだと大分後から気づくんです。
借金あるのに病気になり、高額な治療を受ける!
結婚して二年ほどたったころ、原因がはっきりしない病気になりました。
人によっては目に症状が出る病気で、近所の医者ではそのことがわからず。
のちに転院した専門病院に行くと、すぐに保険のきかない治療が必要と言われ…。
仕事も辞めたばかりで、専業主婦をしていた私。
パチンコやスロットも負けて、借金も膨れ上がりできなくなってる頃でした。
なので夫が治療費を渡すときに、ほらと仕方なさそうな不機嫌だったのが正直辛かった。
入院にはならなかったけど、夫はずっと借金があるので生命保険(医療保険)に入らず。
私は昔、お金がなくて保険を解約してから入っていなかった。
でもその病気が分かる直前に、嫌な予感があり借金があるけど保険には入りました。