ギャンブルやタバコを止めようとした人、みんなが考えたことがあるんじゃないかなと思うこと。
少しずつ回数を減らしていくか、一気にやめるか。
私は数えられないくらい「もうパチンコやめよう。」と考えたので、両方経験済みです。
昔、タバコも吸っていたのですが、私の場合は、最後に成功したときのパチンコそしてタバコも一気にやめました。
タバコはやめるつもりは無かったのですが、止めざるを得なかったのでやめられました。
私の中にすーっと入って来た女性の言葉で、タバコを止められました!
タバコを止めざるを得なかったのは、妊娠したからです。
当時は、一日二箱くらい吸っていたので、夫は私が止められると思っていなかったようで。
本数を減らしたらと、言って来たのをよく覚えています。
妊娠がわかるとすぐに、お腹の子の為に止めるしかないと思っていたので、それじゃまずいでしょと夫に突っ込みそうになりました。
でもすぐに止められたわけではありません。
すぐに本数を減らすことは出来ましたが、止めることは出来なくて気持ちばかり焦りました。
二週間くらい経過していたかな、保健師さんとお話しする機会があり、そのときに質問しました。
私、タバコ吸っているんですが、今止めてもお腹の子に影響ありますかと。
変な質問の仕方かもしれないけど、焦る気持ちと、今止めても影響があるのなら止めても仕方ないなぁという気持ちがありました。
そのときその保健師さんが、今から止めれば影響ありませんよと言ってくれたことで、すんなりタバコを止めることが出来ました。
言葉って凄い力を持っているなぁと、今振り返って改めて実感します。
世の中に言いきれることって少ないと思っていて、言いきってくれる人も少ないと思うんです。
タバコを止めたいのに、止められない自分のふがいなさや焦燥感。
止めなさいと言わない夫にも、イライラ。
その八つ当たり的な考えを、口に出さなかっただけでも私にしては上出来でした。
そこに私の背中を押してくれる人が現れた!
市の保健師さんだったけど、初めて会った女性。
困っているときに、親友だと思っていた人に冷たくあしらわれたり心無いことを言われたり。
でも、一、二回話しただけの人で、連絡先は交換してたから、愚痴でも聞いてもらおうかと連絡すると、親身になってくれたり助けてくれたり…。
きっかけは、どこにあるかわからないんです!
産後は母乳で育てると決めていたので、授乳中は吸いたいと思ったこともあるけど、吸っちゃいけないと思っていたので吸いませんでした。
思い込みとこだわりがタバコを止め続けている理由だった!
断乳後に、タバコを吸いたいなと思ったことは何度もあります。
パチンコを止めた後よりも、タバコの方がまた吸いたいという気持ちも強かったし回数も多かったです。
パチンコ店は、どこにでもあって年中無休だからハマるとやめにくいとよく思っていました。
でも、タバコの方が家でも吸えるし、お金はかからないしでもっと止めにくい。
ニコチン依存と言われているし。
再び吸わずに今まで持ちこたえてきたのは、理由がいくつかあって、その一つは、私がお部屋や掃除のことに関心が強かったからです。
部屋の壁紙が、ヤニで黄ばむのはもうイヤ。
だって拭いても落ちないんだもん。
家具にもヤニがついて、拭いても落ちないものがあってショックでした。
白い家具や小物が好きだったので、余計に黄ばみが目立つ…。
夫はタバコを吸わない人だったので、全て自分のせいなのもあり情けなくなったこともあります。
妊娠する前のことなので大分前の話ですが、義母の弟が入院していて、もう長くないのでお見舞いに行くからうちに泊めてと電話がありました。
片づけられない女だったので、片づけと掃除をし、一番大変だったのが家じゅうを拭いたこと!
電話をもらってから、一週間くらい時間はありました。
壁紙は諦め、電気の傘や家具類…普通に拭くだけじゃ落ちなくて結構力が必要で、体力も時間もかかりヘトヘトになりました。
あのときのことは、拭いている瞬間の気持ちまでよみがえります。
ずっと賃貸住みなので、壁紙を張り替える考えもありませんでした。
この記事を書いていて再認識したことは、私って、なんて思い込みの強い人間なんだろうということです。
思い込みやこだわりが、いい方向に作用してくれたお話でした。
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