今回の問題児は、石田王羅君。
前話の6話から嫌な予感はしていた。否、それより前から…。
塾は勉強する場所なのはわかるけど、こういう昭和っぽい子可愛くて大好き。
母親役の岩崎ひろみさん、久しぶりに演技を観ましたが上手ですね~。
再認識しました。
黒木のもう一つの塾での顔も見れて、2面性ありすぎ。
黒木の強メンタル!池に落ちたり、自由すぎる王羅!
統一合判模試試験の結果を見て、学力は上がってるのに…と悩む佐倉。
また気配を消して黒木がいたよ。
先生たちに、上がらない偏差値を見たお客様たちに、いかに黙らせるかが大事だと。
橘先生、初めて黒木の前で、黙らせるって…と不快感を露骨に表したんじゃないかな。
橘を見て黒木は、偏差値が下がると受験から撤退を考える。
最重要課題は、いかにこの塾を止めさせないかだと。
秋は刈り入れどき、日曜特訓、志望校別特訓、お正月特訓と、塾の本気の集金はこれから。
明日からの保護者面談で、不安を訴える保護者には、夏の成果が出るのは秋以降ですとでも言っておいてくださいと。
黒木、人の言うことまったく気にしてないよね。
強メンタル。羨ましいくらいだわ。
早速橘が、黒木は結局金儲けだと愚痴をこぼす。
鈴木が噂なんですけどと言うと、君の噂話はもういいよと橘に言われたけど、上の階のことだと言ったらその話なら聞きたいと橘が興味を持った。
驚く桂に対し、俺もそれ聞いたと橘。
森が、この間黒木に頼まれて上の階に5人分のお茶を出したら、図面を広げ施工会社みたいな人たちが話していたと。
黒木、保護者(お客さん)にはいつも丁寧なのに、保護者面談が始まると寝ていた。
親の言うことに呆れて、聞いてられないんだろうけど。
夫の家系がみんな慶応だから、うちはどうしても慶応に入らなければいけないんですと言う親を見て、そういう家庭結構あるんだろうなと思いました。大変だなぁ。
ずっと泣いていたお母さんもいた。
顔に、あんなに涙のしずくがたまってる人見たのあったかなってくらい。
その母親を見送った後、桂が30分の予定が1時間、泣きたいと言っていたのもわかる。
保護者は一回だろうけど、先生たちはたくさんの保護者と面談してるから、無茶言ってきたり時間オーバーしたり大変だと思う。
この時期は先生たち憂鬱なんじゃない。きっと。
と思っていたら教室のシーンになり、王羅君がお腹すいたとコーラを出してふたを開けたら、炭酸が派手に飛び散った。
佐倉がすぐ来て片づけながら、教室はお茶と水しかダメでしょと。
王羅君、そうだったってあっけらかんとして。
気にしてないと思う(汗)生徒たちは、ざわざわしていた。
翌日、眠いと言いながら、おばあちゃんに早く行くように促され仕方なく塾に向かった王羅君。
途中にある池で、ザリガニを見つけ嬉しそうな顔がカワイイ。
次のシーンでは、王羅君がニコニコしながら、泥まみれで自習室に入って来た。
ちょっとそんな予感はしていたけど…。生徒からは悲鳴。
一番驚いていたのは、橘先生。驚きぶりに笑えた。
他の先生たちも集まって来た。
屋上で、橘が王羅君のズボンを洗いながら聞くと、ザリガニ一瞬捕まえたけど、そのあとあ~ってなってとあっけらかんと言ってるよ。幸せな子だな~。
佐倉が下着を買って来て、下着まで履き替えていた。
中学受験どうしたいのと橘が聞くと、中学はどこでもいい。
それより遊びたいって正直だけど。何で塾に来てるの?
勉強だけはしっかりやっておけ。
何の道に進むにしてもプラスにはなるからと橘が言った直後、先生、前に取り上げたトレカ返してくれますかだって。
言われた橘のリアクション面白かった。
佐倉は橘に、実は石田君には…と言うと、あいつに手を焼いているのはみんな同じですよ~と。
橘先生は優しいんですねと言われ、あいつあれでも毎日塾に来てるじゃないと言い出した橘の言葉に一瞬驚く佐倉。
俺たちはそれが当たり前だと思ってるけど、小学生が毎日塾に来て座ってるってこれ凄くない。
そこから認めてやらないと、本来の小学生なんてみんなあんな感じだぜと。
佐倉が言うように、橘は優しいな。情がある顔してるもんなぁ。
でもここから先は考えないと。
他の生徒に迷惑かけるのはちょっとと橘も心配のよう。
kuronekoも心配だわ。
お友達ができなかった過去の王羅!礼央が王羅に爆発!島津が心配!
塾に王羅君の母親が来て、本当にすいませんでしたと可愛そうになるくらいでした。
母親は自分から、夫と死別して一人で鍼灸院を営んでいること。
学童が終わり、4年からは母(祖母)に見てもらっていたけど、放課後はいつも一人ぼっちで友達も出来ず。
回想シーンで、仲間に入れてと言うと、そんなダサいカードと言われ仲間に入れてもらえないシーンは、可哀そうで見ていられないくらい。
我が子と同年代なのですが、うちの子は、仲間外れなどの心配はほぼなかったので。
母親は、王羅君がのめりこむ性格と言ったけど、カードを買うために、おばあちゃんの財布からお金を盗ろうとしたのは、お友達の仲間に入れて欲しかったからだと思う。
王羅君が言ったように、凄いカード持ってないと仲間外れにされちゃう。
友達に負けない強いカードが欲しい。
仲間外れになりたくないと泣き崩れたシーンは、泣きそうになりました。
お気楽な子だと思っていたのに、そんなことがあったなんて。
祖母も歳で失礼な話なんですけど、進学塾が一番長い時間子供を預かってくれると知り通わせることにしたと。
嬉しそうに、桜花ではお友達も出来て、先生たちにもとても面倒を見てもらい、橘先生の話を王羅君がモノマネを交えておしゃべりしている様子を話す。
岩崎ひろみさんの演技、本当に王羅君のことが可愛いんだなと伝わって来て素敵でした。
翌日、王羅君ゲームしながら自習室に入って来て、音まで出したままで(汗)礼央ちゃんの目が怖い。
静かにしてと言われたのに、返事ばっかりでゲームを続ける王羅君。
礼央ちゃんが、とうとう爆発した。
いい加減にしてと注意したところにちょうど、橘先生が来て何大声出してるんだと言われた礼央ちゃんは、私、今男子に…と言うと、言い訳はなしと止められた。
別の自習室で、勉強するように言われた礼央ちゃん。これはないわ。
言い訳じゃなくて、何があったか聞くのが講師の責任では。
その直後、礼央ちゃんの母親から橘に電話が…。
お母さん、しょっぱなから塾を止めようと思ってると。
怒ってぎゃんぎゃん言い出して、自分が悪者にされたと礼央から泣きながら電話があったと。
取り付くしまもなく電話を切られた。
話しを聞いていた黒木は、最悪の対応。
お客様の気分を害する正論は、百害有って一利なし。
厳しいなぁと思っていたら、橘が立ち上がり、私が見たのは大内が大声を出していたところだと言い返すと、だからそれを正論だと言っている。
こんな大切な時期に本当に退塾でもしたらどう責任を取るつもりですか。
今後の処遇は覚悟していてくださいまで言いだしたよ~。
仕事が終わると、沙良と待ち合わせた佐倉はSTARFISHの誕生日会に誘われ、入り口で灰谷に会う。
黒木を見てちょっと気まずそうだった、井上真央ちゃんの大きな黒目が可愛かった。
黒木は小さい子をおんぶしたり…。
いつもと違う表情を見て戸惑う、佐倉と灰谷。
中学高校受験だけでなく、資格取得のために大人も通っている塾だと分かった。
STARFISHを出た佐倉は、灰谷と別れた後に、自転車を置いてきたことを思い出し戻ると、目の前に黒木が。
佐倉が黒木に話している途中で、気づくと黒木は帰っていた。
王羅君の母親が帰るのを、見送る黒木に話しかける佐倉。
黒木は、最善の選択と言い講師たちに報告をした。
王羅君には、桜花ゼミナールを退塾してもらうことになったと。
怒り出す橘。
そこに社長の白柳が来て、上の階に個別塾ブルーミングを開講することになり、黒木の強い希望で今月からプレ運営することになったと。
そして黒木は、王羅君には上のクラスに行ってもらうことになったと。
白柳は橘に、来年度からブルーミングの校長をお願いしたい。
非常に熱心で面倒見もいいと、黒木からの強い推薦だと。
灰谷が黒木にまた話しに来た。
私には理解できなかったと言う灰谷に、私があの場所で感じる幸せや居心地を、私の理解者だと言ったあなたに、その理由を教えてもらえると思ったと。
佐倉が礼央ちゃんに声をかけると、私あのことなら気にしてないよと勉強についても前向きな言葉が出てきた。
偉いなぁ。kuronekoだったら怒られた時点で帰ってるわ。(汗)
それを講師室で聞きながら、涙ぐむ橘。
佐倉が王羅君の宿題ノートを見ると、橘先生の顔の落書きが。
それを橘に見せ、王羅君に渡さないといけなかったと橘から渡してもらうように仕向けた。
橘が届けようとしたら、エレベーターが開き王羅君が。
またゲームしてるよと突っ込みたくなるけど、間違えて4階で降りちゃっただって。
橘先生が言うように、将来、大物になりそう。
王羅君からの、島津君の面談時間が遅れてるシーンが高低差ありすぎで一瞬戸惑う。
こちらから電話してみましょうかと佐倉が言った直後、島津君の母からの電話。
母親が泣いているのがわかる。
伺える状況じゃないと言う声の背後から、父親の怒鳴り声が。
少し時間をおいて私が掛けると黒木。
島津家では父親が怒鳴っていて、出来るまで寝るなと島津君に。
それでも泣かない島津君て本当に強いよなぁ。
こんな状況で今まで、トップの成績で勉強できたなんて凄すぎる。
黒木が電話をかけると、電話がうるさいと電話機を投げつける父親。
母親は怯えて、もうやめてと言った後ガシャンと大きな音が。
走り出し島津家に向かった黒木。それを追う佐倉。
島津くんのマンションに着くと、警察が来ていて…。
父親役の金子貴俊さん怖いよ。
母親役の遠藤久美子さんも、いつも怯えていて、こっちまで怖くなる。
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※この記事のアイキャッチ画像は、日本テレビ公式ホームページから引用させていただいています。