ドラマ『スナックキズツキ』5話のお客さんは、富田さん(徳永えりさん)。いい意味で裏切られました。
前回の最後に、コンビニに勤める女性が今回のお客さんと聞いて、え~。
今まで出てきてないし興味ないんだけど…と思って見始めたのですが、テーマがよくて感情移入しやすかった。
富田さんの言葉も詩的で感動・感心しちゃった。トウコママの一言もいつもながらホッとする。
就活に苦戦する富田さん!
瀧井くんが利用するコンビニの店員、富田さんは、瀧井くんのことを少し気になっていたらしい。
レジにスマホを忘れそうになり渡してあげる。
すると瀧井くんに話しかけられ、会話出来て感謝もされ、今日は少し話せたの心の声が可愛かったです。
富田さん、コンビニはアルバイトだったんだ。
以前の会社を辞めてから就職活動中で、なかなか結果が出ていないよう。
実家暮らしだからバイトでもいいんじゃないと思っちゃうのは私だけ?
人懐っこそうないつもの酒屋さんが来て、看板にガムテープのことを突っ込んでいて、気にするママ。
哀愁が漂ってますって言ったけど、それって『スナックキズツキ』にぴったりだと思うけど。
酒屋さんの過去が判明。看板屋の営業をやっていたそうな。ここからが始まった、自慢話。
でも、あまり嫌味じゃないのよねいつも。
優秀で、辞めるとき「頼む辞めないでくれ。」と頭まで下げられて引き留められたと。
それでも辞めたんだとママに言われると、仕事に不満はなかったけどやりたいことがあって。
やりたいことって何だったのだろう。少し気になる。
私の昔を思い出す!
富田さん面接で、以前経理をやっていたから経理希望だと言った。
でも最初の商社を辞めた理由が、新しいことに挑戦してみたかったで、その転職先もやめちゃってるから説得力が…。
何度も転職しているkuronekoも、自分の可能性を試してみたかったとかよく使っていたなぁ。
転職先も辞めていることを聞かれ、少しの間、言葉に詰まった富田さんのこと心配になっちゃった。
体を壊してしまってと言っていたけど、これも結構使われる言葉のようです。でもあまりよくないと聞いたことがあります。
持病は?とか突っ込まれなくてよかったけど、自分から「今はもう全く問題はございません。」と言っていた。
持病はないのかなと思い、それなら正直に言ってよかったと思うけど。
面接官の男性が、今35歳ですがって言っていたけど、今どき歳は聞かない気がする。
セクハラとか、募集の際は、特殊な仕事でない限り年齢性別で不採用はいけないはず。
表向きはね。
自身なさすぎだよ富田さん!
面接が終わり、ロビーで靴擦れの所に絆創膏を貼っていたけど、ストッキング履けばいいのに。
それだけ、何社も面接受けてますよってことを表したかったんだろうけど。
絆創膏を貼り終わり周りを見ると、みんな仕事の話しとかしていて、凄いなと感じる富田さん。
自分も商社に勤務していたんだから、ポテンシャルはあると思うけど。
音楽を聞き始め、歩き出し帰宅した富田さん。
家に着くと妹とその子供たちが来ていて、姪っ子ちゃんに服装がいつもと違うことを不思議がられお出かけしていたと言うと、ひなも行くとちょっと困ること言われてた。
シュークリームにつられて、すっかりお出かけのことは忘れる姪っ子ちゃん。子供あるある。
お客さんが買ったもの買いたくなる!あるある
バイトの帰りに買い物をして帰ると、レジにいたバイト仲間に、買って帰りたくなる気持ちわかりますと言われる。
お客さんが買ってるもの食べたくなっちゃってと言った富田さんが買ったのは、瀧井くんが、これ美味しいですよねと言っていたペペロンチーノでした。
帰り道、先日の面接を受けた会社からのメールを見て、またダメかもと考えちゃう富田さん。
そうなると、面接のこともいろいろ振り返っちゃうよね。
新しいことに挑戦してみたかったって何だよと自分で(心の中で)突っ込んでた。
気持ち凄くわかるわ~。
kuronekoはもっとひどい目に遭ってるからね。
転職ばかりしていたから、面接で酷いこと言われてきた。あからさまなのも結構ありましたよ。
話し戻って、そんなちょっと落ち込んでいるときに、瀧井くんが目の前から歩いてきた。
嬉しそうな顔の富田さん。会釈したけど、全く気付いてもらえず…。
富田さんの心の声!
また心の声、別に付き合いたいって思ってたわけじゃないけど。
でも、全く気付かれなかったのは複雑な気持ちになるのわかるよ。
そんなとき、歩いていて偶然スナックキズツキを見つけて気になり入店した富田さん。
みんなと同じこと言ってた。ここの前たまに通るけど、全然気づかなかったと。
ココアを頼んだのに、見るからに違う飲み物が出て来てkuronekoも、え?と思っていると、少し時間かかるからこれ飲んでいてとママ。
コーン茶って言ってた。聞いたことあるけど、富田さん、美味しいって言ってたけど、どうなんだろう。
飲んでみたくなったけど、コーン茶があるカフェって見たことない。スーパーには売ってそう。
世界レベルの大変なこと!
ママって話やすい人なんだろうな。富田さんも、自分のこと話しだした。
焦ってるとか人に言いづらいことを。
ママが、前は違う仕事していてって言っていたけど、なかなかママの過去がテーマになりませんね。
最後の方で、取り上げられるのでしょうか…。
余計なことを言わないし、愛想もそんなにないし。そこが逆に自然体な感じで話やすいのかな。
お店が突然停電に。もし今何かあったらどうしますと深刻そうなことを言う富田さん。
余裕のない気持ちが伝わってきました。
ママが、困るねと言い、あんたのココアも途中だしと笑顔になったのが素敵でした。
それを聞いて富田さんも、少し笑った。
でも妹に、今もし何かあったら、世界レベルの大変なこと…と聞いたときのことを思い出していました。
就活のことを聞かれ無言になる富田さん。
こんなしりとり聞いたことない!
妹は、うまく行ってないのを察して、そこにママ~と娘が手を振って来て。
幸せそうな妹だと思っていたら、子供たちを連れて実家に戻ってもいいかなと言って来たのには驚いた。
離婚すると言ったけど、子供の前では笑顔で母は強し。
kuronekoはそうでもなかったかな…。
電気がつき、ココアを煎るのを再開するママ。
こうすると美味しくなるって言ってたけど、飲み物食べ物に凝ってるよねこのお店。
初めて聞いたので一瞬やってみようかなと思ったけど、自分に味の違いが分かるのか…と思ったら止めとこうかと。
ママが、しりとりでもするって言いだし、「私から。」とまた強引にスタート。
いつも、最初は戸惑うお客さんたち、結局みんな最後は楽しんでやるから凄い。
ママの言った言葉。ホットココア飲みたくなるってまあまあ疲れている日。
富田さんへの気遣いが感じられて心が温かくなりました。
トウコママの今日もお疲れさん!
富田さんもママの気持ちに感じるものがあったように見えました。
でもちゃんと、これって文章的なのですかと突っ込んでいた。
こんなしりとり聞いたことないけど、大人のしりとりって感じで面白そうと思いました。
恥ずかしがりながら、百均の絆創膏貼って就活。
ありふれたものでいいから確実な明日が欲しいと言ったときは、確実な明日って何だろうと考えてしまいました。
富田さんは、確実な明日が欲しいと強く思っているのがわかったけど。
就職が決まって正社員で働きだしたら、確実な明日が手に入ると思っているんだろうな。
もしも叶うなら新しい恋だってしたいけど、いいなと思ってるお客さんは私のこと眼中になくて。
でも久しぶりにラブソングなんか聞いちゃって、それだけでも潤いありがとう。
笑っちゃうくらい頼りない、私の人生。差し出せるものも、残せるものも多分何もないんだ。
あぁ、また暗い方に行っちゃった。差し出せるものなんて考えたことないなぁ。
きっと頭がいいんだろうな富田さん。ママが、だけど私たちは出場しているこの歴史に。
否応なしに積もって行く塵みたいなものかな。なんか壮大だけど、そう思っとこ。
ママは最後に「今夜、あんたは世界一美味しいココアを飲む。」そして、今日もお疲れさんといつものセリフ。
富田さんの笑顔も、ママの笑顔も素敵でした。
父親の優しい一言!
しりとり楽しかったと心で思いながら、笑顔で帰って行った富田さん。
また面接に行く朝、父親がしっかりなと一言だけだけど、その言葉の中に優しさが感じられて、素敵な家族に恵まれてるじゃんと思いました。
面接に行く途中、一人しりとりしていた富田さん。ハマっちゃった?(笑)すらすら出て来てたよ。
ママが看板を出していると、酒屋さんが来て妙な動きを…。
トイレを貸してくださいだって。すっきりした顔して出てきたら、また話しだした。
注文があって、着替えも済ませて帰るつもりだったのに、すぐ行けと言われて…と。
それを聞いたママが、それ私服って言ったときの驚いてる感じ笑いそうになりました。
熊のTシャツ無意識に着てた、ビックリだって…。
最後にいつも、次回のお客さんのシーンになるんですが、いつもよりかなり時間が戻った。
男性のコンビニ店員で止まりそうになり、え~っと思っていたら、安達さんに細かい注文を付けていた、西田尚美さん演じる主婦でした。
以前から、西田尚美さん出演したんだから、お店に来ると思っていたのに~と少しがっかりしていたんですよ。次回が楽しみ。
原作漫画『スナックキズツキ』益田ミリ著
ドラマ『スナックキズツキ』の原作は、同名漫画『スナックキズツキ』です。
著者の益田ミリさんの作品、『僕の姉ちゃん』も、同じくテレビ東京でドラマ化されました。
スナックキズツキは、益田ミリさんの書下ろし作品で、一巻読み切りになっています。
※この記事のアイキャッチ画像は、テレビ東京公式ホームページから引用させていただいています。