このブログを始める前に決めたことがあります。愛情を持って記事を書くことです。
のめりこむ性格なのもあり、役柄に対しては批判や好き嫌いも書きますが、個人に対して批判的なことは書かないようにしてきました。
ドラマ『漂着者』9話・最終話の終わり方は酷いものでした。
秋元康さんの企画・脚本のドラマは、このブログの記事にもある『共演者』がとても素敵なドラマだったので期待していた分、今回の終わり方はガッカリ。
何も解決してないじゃん!
根岸季衣・嘴屋のばあちゃんの狂気が見もの!
野間が柴田を心配するシーンが良かったです。
柴田は手術中に、娘のひかりの夢を見て会えたよと言いました。
その後ひかりとのシーンはなく、ヘミングウェイが会わせてくれると思っていたのに、中途半端でseason2の為にとっておいたの?
その後の、嘴屋のばあちゃんのシーンで少し気が晴れました。
根岸季衣さんのお芝居を久しぶりに観ましたが、取り調べで、真剣に考えるふりをして歳だからとごまかしたと思ったら、おばあちゃんと言われ怒って反応したり。
声が高くなって、白々しい反応をしたかと思えば、息子の名前が出るとすぐに息子は関係ないとまた感情的になって。
共犯がいるだろと言われ、私がすべてやりましたと子供のような口調で言ったかと思えば、何をだと聞かれ、また真剣な口調で挑発的な態度。
深見の名前が出てくると、女の顔になり付き合っていたとは。
深見の為なら、何でもするほどぞっこんのようで…。
素晴らしい演技と狂気を見せてもらいました。
一方、ヘミングウェイは、藤沼総理大臣臨時代理に、テロが起きるのを防いでほしいと無茶振りされて可哀そうすぎ。
何を書けばいいんだろうと、何度も絵を描いては破り捨てるヘミングウェイ。
藤沼と大臣たちがあおるように、日本が滅亡する危機とか言って何度も会議してたけど、そこまで話大きくしなくても面白いドラマだったのに8話までは!
警察がマークしていたテロリストの男が、ショップで爆発を起こし尾行を巻きました。
結局爆発ではなく、爆竹だったようです。
深見が柴田の病室に!
その後、変態住職・深見が柴田のお見舞いに来て、警護の警官が病室に入れてしまいます。
殺されるんじゃないかと怖くなりました。何で警護人入れるんだよと少し怒っちゃいました。
その警護人を演じていたのは、シソンヌのじろうさんでした。
深見が病室に入り、眠っている柴田に話しかけている間も、いつ手をかけるのかと心配でしょうがなかったです。
調子に乗った深見は、連続女児誘拐事件は自分がやったと言って帰って行きました。
柴田が病室に録音機を設置しておいたのにはさすがベテラン。
シリアルキラーの心理を、お見通しだったんだと感心しました。
その音声を聞かされた深見は、でも証拠にはならないでしょと言って、結局、連続女児誘拐事件の話しもここでおしまい。
それはないわ秋元康さん。ガッカリ過ぎて、何のために今まで観てきたんだろうと思った。
せめて、深見を逮捕して一つくらい解決させましょうよ。
ヘミングウェイを撃った公安の木村!最後のへみちゃんねる!
例の、自称女子高生たちがヘミちゃんを撮影しヘミちゃんが前回「君たちは何者?」といろいろ質問したけど、それについての答えもないまま終了。
最後に、ペリがしあわせの鐘の家に入信していたのには、笑いそうになりましたが。
テロリストからヘミングウェイを守るために、警察官がたくさん集まったシーンで、国原医師と古郡の映像が流れました。
でも誰に殺されたのか、はっきりしたシーンもない。
以前から、ヘミングウェイがダミーだと言っていたテロリストがヘミングウェイに近づき、体に付けた爆弾を見せると公安の望月が凄いスピードで突き飛ばしました。
一緒に敷地の下に落ちていった瞬間、大きな爆発が。
警察官として、ヘミングウェイを守る役目を任された望月は、命がけで任務を全うしたんだと思い感動しました。
その音を聞いて、室内から顔を出した詠美の前でヘミングウェイは撃たれました。
撃たれるのを分かっていたヘミングウェイは、詠美と言いながら両手を大きく広げていたのが印象的です。
撃ったのはもう一人の公安、木村でした。直後に狙撃犯に撃たれた木村。
テロリストの仲間なんだろうから、それも覚悟していたでしょう。
ヘミングウェイに駆け寄り抱きしめる詠美。
自分が犠牲になることないじゃないと言うと、これしか思いつかなかったと言ったヘミングウェイ。
絶対に死なないでと詠美が言うと、初めて死にたくないと思った。
もっと詠美との記憶を作りたいとヘミングウェイは言いました。
その後、へみちゃんねるの動画が流れ、まるでヘミングウェイが死んだような感じがしました。
でもヘミングウェイが、最後のへみちゃんねるでとてもいいことを言っています。
最後のシーンは、ヘミングウェイが黒い服を着て信者?や詠美、柴田と野間たちの前で鐘を鳴らしました。
そこには、先ほど触れたペリもいて、頭もじゃもじゃの刑事、そして藤沼もいました。
みんな仲間だったということでしょうね。
最後に、season1終了というテロップが流れたときは呆れた。season2の為に、深見の逮捕や女子高生たちの正体。
柴田の娘との再会、あれもこれもとっておかなくても。
秋元康さんなら、次回作、作れると思うのですが残念です。
白石麻衣さんの演技が、一部で下手だと言われていたようです。
上手ではないかもしれないけど、あの華奢で綺麗なお嬢さんが記者として奮闘する姿は魅力的でした。
※この記事のアイキャッチ画像は、テレビ朝日公式ホームページから引用させていただいています。