ドラマ『警視庁捜査一課長 2021』season5・5話のご遺体は、着物でぐるぐる巻きにされていました。
今回は自宅ではなく、いつもの一課長室で電話を受けていて、色々試みているのが感じられますね。
いつも海の側の江東区などの城東地区が多い印象ですが、今回は、狛江市でのご遺体発見で、昔、隣の市に住んでいたkuronekoは嬉しかったです。
今回も、最後は心が温かくなるような真実が判明し、サスペンスなんだけど犯人捜しだけでは終わらないドラマでした。
大きいミノムシのご遺体?斉藤由貴の着物姿が美しすぎる!
多摩川の河川敷で、元・着物レンタル店の主人・多田野(犬塚マサオさん)の遺体が着物でぐるぐる巻きにされていたのを見つけた第1発見者が、大きいミノムシかと思ったら…と言っていたのには、ナイナイと突っ込みたくなりました。
多田野のお店は、手書きの着物にこだわって、プリントが主流になってきた着物を扱う他店にお客を取られ、倒産、借金が原因で離婚とよくある可哀そうなパターンでした。
多田野の父親の代からの付き合いの、有名な着物の手書き職人・荒川祥雲(篠塚勝さん)の娘で着物職人の荒川着子(大西礼芳さん)が、多田野と以前お店でもめていた証言があり大福が着子の展示会に潜入しました。
大福の行動力にはいつも感心しますが、ドラマ『捜査一課長』定番の名前、今回は着物職人なので着子。
大福演じる、斉藤由貴さんの着物姿が美しくて、こんな刑事いないわと思ってしまいました。
受付で着子と遭遇し、着子が「伝統命」と繰り返す姿を見たときの大福の、見てはいけないものを見てしまったという表情が笑いそうになりました。
展示会に来ていた関係者役で、お笑い芸人のダチョウ俱楽部の肥後さんと、ミスターちんさんが出演していました。
このドラマ、お笑い芸人がとても多く出演しますよね。
遺体に巻かれていた反物を巻くための棒に着子の指紋がついていて、取り調べを受けましたが、髪の毛は、金髪や緑の色が混じって、服は今どきの派手な絵や文字が入っていて着物姿とは別人でした。
着子は、若い人たちにも着てもらえるようなジャージ素材の着物を作ったり、革命と称してイベントをしたり、伝統を守る為に頑張っているのに、裏で着物屋にデジタルプリントを推進していると噂を立てられていました。
着物界のカリスマと言われ注目されているので、やっかみで言われたんだと思いました。
大福の調査力が凄い!バカ野郎は頑張れの意味だった!
大福は、多田野がプリントに手を加え、全て手作業の着物として販売していたことを突き止め、それを着子が買い占めていたこともつかみました。
大岩が家に帰ると、ビビが着物を着せられていました。ビビちゃん迷惑そうな顔に見えました。(笑)
ビビちゃんの画像です!
内藤さんは猫が好きで、ご自身も猫を飼っていますが、ビビを見る表情が本当にかわいいなお前って感じで素敵な笑顔なんです。
定番シーン、小春はビビの着物の生地が足りなくて…と言って、大岩が笹川刑事部長から渡されたズボンの裾の切れ端を使おうとしたときに大岩がひらめきました。
今回の大捜索は、最初から謎だった着物の反物の一部が無く、その切れ端を探しました。
切れ端を発見したのは、天笠刑事でした。最近、天笠刑事が見つけることが多いなと思います。
犯人は、ミスターちんさん演じる、えのもとでした。
理由が、脅して断られたからという、簡単にそんなことで殺しちゃったんだと思いました。
着子のアトリエにあった反物を盗んで犯行に使ったそれは、父の祥雲が着子の為に作ったもので、着子が始めた隠し文字を祥雲は入れていました。
キコバカヤロウ。
口癖のように、バカ野郎と言われ続けていた着子は、父親が本当はとても心配していたことに気づかず、父の気持ちを知り、お互いプライドが邪魔してと言ったときの言葉に詰まる着子の演技にグッときました。
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※この記事中の画像とアイキャッチ画像は、テレビ朝日公式ホームページから引用させていただいています。