風間教官、怖いを通り越して恐ろしい。
でもそれが、生徒たちの指導のためであったりもして、ただ恐ろしいだけではないのはわかります。
前編の最後の方では、風間が自分の口から警察を恨んでいると気になることを言いました。
後半では、風間の過去に何があって警察を恨んでいるのかが、わかるんじゃないかと思っています。
宮坂が南原に脅されて…!
ドラマ『教場』前編の最後は、宮坂が南原に拳銃で脅されたところで終わってしまいました。
その後、宮坂は南原に拳銃で脅され身動きが取れずに、持っていた警察手帳を取られてしまいます。
翌日の朝礼を休み、医務室のベットで寝ている宮坂のところに風間がやってきます。
宮坂は、警察手帳をなくしたら退校させられるので嘘をつきました。
風間はもう見抜いているように見えました。
南原の左手が、汚れていることにすぐに気づき注意する風間。
その後の実技を見学していた南原の元に、風間が現れ左手のけがのことを尋ねます。
キャンプと言った南原に執拗にキャンプ場の名前を聞き、病院の名前も聞くのかと思ったらそれは追及しなかったのが少し不思議でした。
風間はその観察力で、宮坂が警察手帳を持っていないということに気づいていて宮坂にそのことを言いました。
風間と宮坂の話しを、教室の外で聞いていた南原の気配にも気づいたのには驚きです。
南原の改造銃が見つかる!
一方、成績トップで風間に反抗的な都築は、風間の過去のことを捜査します。
拳銃を撃つ実技中に風間が見学に来ていて、その間、学校の職員が何かを探している様子でした。
kuronekoはすぐに、風間が南原の拳銃を探させているんだと思いました。
実技が終わると風間は、宮坂と南原だけ残るように言います。
南原に拳銃の打ち方を宮坂に教えてあげて欲しいと言いました。
銃に詳しい南原に宮坂の無くしものを知らないか。
君は見られたら困るものを持っていないかと問いただします。
そこにタイミングよく、拳銃が男子寮から見つかったと職員が持ってきました。
南原の手の汚れは改造銃を作っていたときのもの。
病院から診断書を取り寄せて見たところ、銃が暴発してけがをしたことも当てました。
お医者さんが気づけなかったことを、当ててしまうなんてやはり只者じゃない風間。
ここから恐ろしいことに…。
見抜いていた風間が、拳銃を向け発砲!
おもちゃだと言い張る南原に、風間は自分のこめかみに銃を当てたかと思うと、すぐ南原に銃を向けました。
そして、銃を見られた宮坂を辞めさせたくて、警察手帳を取ったんだろうと言います。
南原が「不良品だったら、暴発して腕が吹っ飛びますよ。」と言う。
まったくひるむことなく「構わん、すでに右目は失ってる。」と言ってサングラスをとる風間。
宮坂は、ずっと驚いて何も言えないし、職員も動くことも何か言うことも出来ず。
kuronekoもその場にいる気持ちになっちゃって、息をちゃんとしていたかわからないほどでした。
「宮坂の手帳はどこだ。」と拳銃を向けながら南原に近寄ると、宮坂の後ろに南原は逃げます。
宮坂も南原と風間から逃げて南原は机に隠れ、音楽室だと白状しました。
それでも机をどかして南原に銃を向け、恐怖で謝る南原の前で実技室の的に拳銃を撃ちました。
もう狂気だよ~。
川口春奈演じる・菱沼に、退校を迫る風間!
母親が警視庁に勤めていて、自分の容姿にも自信がある菱沼(川口春奈さん)。
菱沼が風間に取り入ってきたので、風間は菱沼に退校届を渡し三つのダメ出しをしました。
「ママが知ったら警察に居られなくなりますよ。」と言う菱沼。
でもそんな言葉に、風間がひるむわけがありません。
逮捕術の実技で、菱沼の相手役に親友の枝元(富田望生さん)が名乗り出てきつく当たりました。
生徒たちも、親友の2人がどうしたのかざわざわします。
家庭の事情で夢をあきらめる枝元!
その後、広報の代表に自分の美貌に自信のある菱沼ではなく、枝元が選ばれます。
でも風間は、枝元は実家を引継ぐために退校すると言い、もう一度選びなおすように指示しました。
菱沼はショックを受け、警官になるのは自分ではなく枝元だと言い退校届を風間に渡しました。
風間が二回投票をさせたのは、菱沼の自信過剰に気づかせるためなんだと思いました。
風間は、菱沼の仲間を尊敬できていないところは解消できたようだと言い、退校届を返します。
枝元は菱沼に自分の夢を一緒に連れて行ってと言いました。
そして泣きながら警官になりたかったと言い、後日、好きだった風間教官の背中に礼をして学校から去っていきました。
ある日の教室で、警官に憧れている宮坂が警官が嫌いだと言う都築の態度に我慢できなくなります。
よそに行けと言いながら都築につかみかかり、仲間に止められる騒動がありました。
正反対の2人なので、こうなっても意外ではありませんでした。
風間の失明とバディー遠野の殉職!
風間は生徒の卒業文集をチェックして、都築のことが気になります。
何かの考えを持って宮坂、楠本、日下部、菱沼と問題児ばかりの生徒と同じチームに都築を入れ、卒業の実技試験を担当したんだと思います。
その後、校長が花壇の前で風間に「私を恨んでいますか。」と言っていたのが気になりました。
都築が仲間に風間のことを聞かれます。
刑事の時に一緒に組んでいた遠野(北村匠海さん)が殉職し、その時に風間の右目も見えなくなったことを教えました。
山奥の寒い中にキャンプした生徒たちが焚火の前で、自分自身のことを語るシーンが私は好きです。
自分の弱さや、ダメなところをわかっている生徒たちの成長を感じました。
都築だけは、特にないと心を閉ざしたままなのが気になりましたが…。
都築に本心を話させるために、風間がとった方法!
翌朝、風間は生徒たちの元へ行き、全員卒業試験不合格を言い渡します。
その後教室に呼び出し、わざと挑発的なことを言って退校届を出そうとする楠本を都築が止めました。
風間は、すべて計算済みなのだと思います。
都築に、リーダーなのにと酷いことを言いそれでも黙っている都築。
親子そろってクズだ、父親が警察官を殴っていたと言い、都築を挑発し本音を言わせようとします。
都築は父親は、役人と取り立て屋の仲裁に入った。
でも警察がきて、手を出していない父親を連れて行ったと言いました。
風間は、だから警察官を恨んでいるのかと聞くと都築はそうだと言いました。
そういうことかと思って観ていたら…。
風間は嘘をつくなと言って、また都築が警察を恨んでいると言うと、本当のことを言えと執拗に迫ります。
都築の純粋な本心!
すると都築は泣きながら「苦しむ人の側に立つような警察官になりたい。」と言いました。
それを聞いて、どうして最初からそれが言えなかったんだろうと思いました。
都築の本心もわかっていた風間はすごいと思います。
全員合格し無事卒業式を迎え、それぞれの交番勤務の地に着きました。
風間は、新しいクラスを受け持ちました。終わり方が、続きが最初からあるような終わり方だと思いました。
風間の相棒が若かったのに殉職してしまった。
その時に、風間の右目も失明したことくらいしか分かりませんでした。
ドラマ『教場Ⅱ』では、風間の相棒のことや、右目のことをもっと詳しくわかるのではないかと予想しています。
どんな事件が風間の過去に起こったのかとても気になります。
月9・新ドラマ『風間公親』原作本!
4月10日から連続ドラマ『風間公親ー教場0』放送開始。
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※この記事のアイキャッチ画像は、ドラマ『教場』の公式ホームページから引用させていただいています。